業務プロセス可視化ツール ─ サンプル版

4フェーズ / 8工程 / 詳細12本
4
フェーズ(企画→運用)
8
業務工程
4
詳細シート
1
ハブ工程

このマップの読み方

左から右へ、企画・提案から納品・運用まで8工程を時系列で表示。詳細シート2「設計・開発」は2工程をまたぐハブで、品質管理チームがレビュー・承認を担う。オレンジ枠がハブ工程。

品質管理チーム:全工程レビュー 設計・開発ハブ:D2 承認ライン:金額規模による テスト・品質基準
詳細シート一覧(12本)

業務プロセス可視化ツール ─ 使い方ガイド

このツールは、品質管理チームが担当する8つの業務工程を、企画・提案から納品・運用まで時系列で一覧・確認できるインタラクティブ資料です。品質管理チームは各工程でレビュー・承認を行っており、このツールではその全体像と詳細を把握できます。

業務棚卸・BPR(業務プロセス改善)プロジェクトの一環として、ヒアリング・現場確認・管理レビューの記録もこのツール上で行えます。初めてこのツールを開いた方は、以下のガイドを順にお読みください。

📍 初めての方はこのガイドを最初にお読みください 所要時間:約5分
このツールとは? ─ 視点②の全体像

何ができるツールか?

品質管理チームが関わる4フェーズ・8工程の業務プロセスを、マップ表示で俯瞰し、各工程の詳細(目的・承認ルート・リスク・書類)を確認し、ヒアリングや管理レビューの記録を行える統合ツールです。

ツールの構成(4つの画面)

マップビュー
全8工程の一覧表示
業務詳細タブ
目的・承認・リスク・書類
ステップ詳細タブ
準備→確認→実行の流れ
レビューシートタブ
ヒアリング・確認・承認
対象:品質管理チームの全8工程 役割:品質チェック機能の可視化 利用者:コンサル・業務担当・管理職 用途:ヒアリング・現場確認・管理レビュー
はじめてお使いの方へ ─ まずここから
このツールを開いたら、最初にこの3ステップで全体像をつかんでください
1

マップビューを見る

画面左上「← 戻る」でマップビューへ。4フェーズ・8工程が一覧で見られます。まず全体の流れを眺めてください

2

気になる工程をクリック

工程カードをクリックすると詳細画面(スプリットビュー)が開きます。左のリストから工程を切り替えられます

3

自分に合うシートを開く

「レビューシート」タブの3つのシートから、自分の役割に合ったシートを選んで確認・記録を行ってください

あなたはどのタイプ? ─ 役割別の使い方
業務分析・コンサル担当
ヒアリングをする方
現状業務の実態確認・ドキュメントとのギャップ発見が目的です。ヒアリング前の準備から、当日の記録まで一貫して使えます。
使うシート:📋 ヒアリングシート
  • マップビューで担当フェーズの全体像を確認
  • 業務詳細タブで承認ルート・リスクを事前把握
  • ヒアリングシートの質問リストをチェックしながら進める
  • 差異・不明点はその場で「差異記録」に追加
営業・業務担当スタッフ
担当工程を確認する方
自分が担当する工程の手順・ルール・注意事項を正しく理解・実践できているかを確認するために使います。
使うシート:✅ 現場確認シート
  • 左サイドバーから担当工程を選択
  • 業務詳細タブで自分の役割・手順を確認
  • 現場確認シートのチェックリストを進める
  • 注意事項(リスク)欄で間違えやすいポイントを把握
管理職・内部統制担当
承認・管理レビューをする方
各工程のリスク管理の妥当性確認と是正指示、最終承認判定を行います。業務プロセス全体の適切性を評価します。
使うシート:🔍 管理レビューシート
  • マップビューで全体のリスク構造を把握
  • 各工程のリスク項目を「問題なし/要注意/要是正」で判定
  • 是正が必要な事項を指摘事項として記録
  • 最終的に「承認/要修正/保留」のスタンプで判定
各画面の詳しい説明

このツールには4つの画面があります。以下に画面のサンプルイメージと、それぞれの目的・見方・操作方法を詳しく説明します。

画面 1

マップビュー

全体の流れを一覧で確認する画面 ─ 最初に見る画面です

対象:全員
画面イメージ(簡略版)
PH1
企画・提案
PH2
設計・開発
PH3
テスト・検証
PH4
納品・運用
1.提案書作成
2.見積承認
3.基本設計
4.詳細設計
5.単体テスト
6.結合テスト
7.納品・検収
8.運用引継
オレンジ枠 = ハブ工程(複数工程で同じ詳細シートを共有) カードクリック → 詳細画面へ遷移
目的
企画・提案から納品・運用までの4フェーズ・8工程の全体像を俯瞰する画面です。上部にフェーズのタイムラインが表示され、その下にフェーズごとの工程カードが並びます。「この会社の品質管理チームは、どのような業務をどの順番で処理しているのか」を最初に把握するために使います。
操作方法
1画面上部のフェーズタイムライン(色分けされた5つのブロック)で、営業→受注→計画→発注→完了→保管の大きな流れを確認します
2その下の工程カードには、各工程の名前と概要が記載されています。気になる工程カードをクリックすると、詳細画面(スプリットビュー)に移動します
3オレンジ色の枠がついた工程は「ハブ工程」です。1つの詳細シートを複数の工程で共用しています(例:設計・開発D2は2工程が共有)。これらを優先的に確認すると効率的です
4画面最下部の「詳細シート一覧」からは、工程ではなく詳細シート単位で直接開くこともできます
ポイント:初めての方は、まずこのマップビューで「全体にどれくらいの工程があるか」「フェーズはどう分かれているか」を眺めるだけでOKです。
画面 2

業務詳細タブ

各工程の目的・承認ルート・リスク・書類を確認する画面

対象:全員(特に業務担当者・管理職)
画面イメージ(簡略版)
工程リスト
1. 提案書作成
2. 見積承認
3. 基本設計
…(8工程)
業務詳細 ステップ詳細 レビューシート
目的・概要
顧客要件をもとに提案書を作成し、社内レビューを経て提出…
承認ルート
担当者 → チームリーダー → 品質管理 → 部門長
品質管理チームの役割
提案内容レビュー・見積妥当性確認・契約条件精査…
リスク
工程サマリー
承認ステップ
確認状況
目的
マップビューで選んだ1つの工程について、「なぜこの業務があるのか」「具体的に何をするのか」「誰が承認するのか」「どんなリスクがあるのか」を詳しく確認する画面です。左側に全8工程のリストがあり、クリックで切り替えられます。
表示される情報
目的・概要 この工程がなぜ必要か、どのような作業があるかの説明。確認ポイントも表示されます
承認ルート 担当者→リーダー→品質管理→部門長など、承認フロー全体を矢印で表示。重要なステップは黄色ハイライトで強調されます
品質管理チームの役割 品質管理チームが確認・処理すべき事項のリスト
リスク・留意事項 この工程で特に注意すべきリスク(例:採番ミス、未紐付け、書類不備)
関連書類 この工程で発生・使用する書類の一覧
確認質問 ヒアリングで確認すべき質問項目のリスト
操作方法
1左側のリストから確認したい工程をクリック。上部の検索ボックスで名前の絞り込みもできます
2中央のメインエリアに、目的→作業内容→承認ルート→役割→リスク→書類が順番に表示されます。上から順に読み進めてください
3右側のサイドカラムでは、統計サマリー(承認ステップ数・リスク数・書類数)、承認ステップの一覧、確認進捗、前後の工程ナビが確認できます
ポイント:ヒアリング前の予習として、この画面で承認ルートとリスクを押さえておくと、質問がスムーズに進みます。
画面 3

ステップ詳細タブ

品質管理チームの「品質チェック機能」を段階ごとに確認する画面

対象:品質管理チーム・管理職
画面イメージ(簡略版)
準備フェーズ(担当部門)
Step 1: 顧客ヒアリング
Step 2: 提案書・見積書作成

品管へ
レビューフェーズ(品質管理チーム)
確認1: 品質レビュー
☑ 技術要件の確認☑ 見積の妥当性
確認2: 承認・決裁

担当部門へ
実行フェーズ(担当部門)
Step 5: クライアントへ提出
Step 6: 回答受領→後続へ
目的
各工程を「準備(担当部門の作業)→ 確認(品質管理チームの確認・処理)→ 実行(担当部門の後続作業)」の3段階に分解した画面です。品質管理チームが「いつ」「何を」「どの順番で」チェック・処理するのかを時系列で可視化しています。業務詳細タブが「何をするか」を説明する画面なら、ステップ詳細タブは「どの順序で進むか」を説明する画面です。
表示される情報
準備フェーズ 担当部門側で行う作業ステップ。品質管理チームへ成果物が届く前段階の処理です
確認フェーズ 品質管理チームが実施する確認・処理ステップ。チェックリスト付きで、各確認ステップで何を確認すべきかが明記されています
実行フェーズ レビュー処理完了後に担当部門が行う後続ステップ
引き継ぎ 準備→確認、確認→実行の間にある「引き継ぎポイント」。どのタイミングで品質管理チームに成果物が届くかを示します
操作方法
1画面上部の3フェーズバーで全体の流れを確認。各フェーズのステップ数も表示されます
2レビューフェーズの各カードにはチェックリストがあります。カードをクリックすると詳細が展開され、チェック項目を確認できます
3ステータスアイコン(緑●=確認済、黄▲=要確認、灰?=類推)で、各ステップの情報確度がわかります
ポイント:品質管理チームの方は、レビューフェーズのチェックリストが日常業務の手順書として活用できます。
画面 4

レビューシートタブ

ヒアリング・現場確認・管理レビューの記録を行う画面(3種類のシート)

対象:全員(シートは役割で異なる)
画面イメージ(簡略版)
📋 ヒアリングシート ✅ 現場確認シート 🔍 管理レビューシート
ヒアリング質問リスト
事前申請の金額別承認者ラインを明文化できるか 確認済
確認時の差し戻し基準と頻出理由を教えてほしい 確認中
プロジェクトコードとサブコードの使い分けを確認したい 未確認
差異記録・メモ
差異や不明点をここに記録します…
進捗状況
1/3 確認済
目的
業務プロセスの確認・記録を行うための画面です。役割に応じて3種類のシートが用意されており、タブで切り替えて使います。ヒアリングの実施記録、現場での手順確認、管理職による最終承認まで、すべてこの画面で完結します。
3種類のシートの違い
📋 ヒアリングシート
使う人:業務分析・コンサルタント担当
業務担当者へのヒアリング時に使用。各工程に用意された質問リストに沿って「確認済/確認中/未確認」を記録し、ドキュメントと現状のギャップ(差異)をメモできます。ヒアリング後に差異記録を見返すことで、改善ポイントが明確になります。
✅ 現場確認シート
使う人:営業・業務担当スタッフ
担当工程の手順・ルール・注意事項のチェックリスト形式。項目ごとに「確認済/確認中/未確認」を記録し、手順の定着度を自己確認できます。注意事項やリスクの欄もあり、間違えやすいポイントの再確認にも役立ちます。
🔍 管理レビューシート
使う人:管理職・内部統制担当
各工程のリスクを「問題なし/要注意/要是正」で判定し、是正が必要な場合は指摘事項を記録。関連書類の確認状況も管理でき、最終的に「承認/要修正/保留」のスタンプで判定を行います。
ポイント:チェックリストはクリックするたびに「未確認 → 確認中 → 確認済」と3段階で切り替わります。入力データはページを閉じると消えるため、重要な記録は別途保存してください。
推奨ワークフロー ─ 業務分析・ヒアリング担当の方向け
🗺️
STEP 1
全体を把握する
マップビューで4フェーズ・8工程の流れを確認。ハブ工程(オレンジ枠)の構造を理解する
📖
STEP 2
詳細を読み込む
各工程の業務詳細タブで承認ルート・リスク・書類を確認。ヒアリング前に内容を頭に入れる
📋
STEP 3
質問を準備する
ヒアリングシートの「質問リスト」で確認ポイントを把握。追加で確認したい事項をメモしておく
🎙️
STEP 4
ヒアリング実施
確認できた質問を順次チェック。差異・不明点は「差異記録」に即座に追記。メモ欄も活用
📤
STEP 5
管理職へ引き継ぐ
記録した差異・指摘事項を共有。管理レビューシートで管理職が最終判定・承認を行う
よくある疑問
Qマップビューとスプリットビューはどう違うの?
マップビューは全体の俯瞰図です。8工程すべてが一覧で見えます。スプリットビューは1工程の詳細画面で、業務内容・承認フロー・リスクを深く確認できます。まずマップビューで全体を把握してから、気になる工程をクリックしてスプリットビューで詳細を確認する、という順番が基本的な使い方です。
Q「ハブ工程」とは何ですか?
1つの詳細シートを複数の工程が共用している工程のことです。具体的には「設計・開発(詳細D2)」が工程3・4の2工程で共用されています。マップビューではオレンジ色の枠で表示されます。このシートを一度確認すると、複数工程分の理解が一度に得られるため、確認を優先することをお勧めします。
Qレビューシートの3種類はどれを使えばいいですか?
役割によって使い分けてください。ヒアリング担当・コンサルタントの方は「📋 ヒアリングシート」、担当スタッフの方は「✅ 現場確認シート」、管理職・監査担当の方は「🔍 管理レビューシート」です。1人の方が複数のシートを使うこともあります(例:ヒアリング後に管理レビューも実施するケース)。
Q入力したデータは保存されますか?
このツールはブラウザ上で動作するHTMLファイルです。入力データはページを開いている間だけ保持されます。ページをリロードしたり閉じたりするとデータが消えます。長時間のヒアリングや重要な記録は、こまめにテキストをコピーして別のドキュメント(メモ帳・Word等)に保存することをお勧めします。
Q承認フローの「アンバーハイライト(黄色)」は何を意味しますか?
承認ルートの中で特に注意が必要なステップをハイライトしています。主に上位承認が必要なステップや、金額条件で承認ルートが変わる分岐点に使われています。このようなケースのハイライトにより、承認フローの重要なポイントが一目で把握できます。
Q「ステップ詳細」タブは何をするの?
各工程を3つの段階(準備→確認→実行)に分け、品質管理チームがどこで品質チェック機能を実施するかを明確にしたタブです。品質管理チームの確認・チェックポイントを段階ごとに把握できます。工程詳細タブで承認フローを理解した後、ステップ詳細タブで「実際にいつチェックするのか」を確認することで、品質チェック機能の実行がスムーズになります。品質管理チーム・管理職向けの機能です。
色・記号の見方(凡例)

🔵 ネイビー(目的・書類・基本情報)

工程の目的・概要、発生書類など「確認済みの基本情報」セクションに使用されます

🟡 アンバー(承認フロー・要注意)

承認ルートのヘッダーと、特に注意が必要なステップのハイライト表示に使用されます

🟢 ティール(品質管理チーム・ヒアリング)

品質管理チームの品質チェック機能の説明と、ヒアリングシートのテーマカラーです

🔴 ローズ(リスク・是正必須)

リスク・留意事項のセクションと、管理レビューの「是正必須」指摘事項に使われます

🟠 オレンジ(ハブ工程)

複数工程で共用される詳細シートのマーカーです。設計・開発D2は2工程が共有しています

🟩 グリーン(確認済・進捗・問題なし)

チェックリストの「確認済」状態・進捗バー・管理レビューの「問題なし」判定に使われます

使いこなしのヒント

  • 左サイドバーの検索ボックスで工程名を入力するとリストを絞り込めます。担当工程が決まっている場合に便利です。
  • 設計・開発(詳細D2)を確認するときは1回の確認で複数工程分の理解が得られます。ハブ工程は優先的に読み込むことで効率が上がります。
  • チェックリストはクリックするたびに未確認 → 確認中 → 確認済と切り替わります。ヒアリング中は「確認中」にしておき、回答が得られたら「確認済」に更新するのがスムーズです。
  • 工程詳細の右カラムにある「前後の工程ナビ」を使うと、工程の流れに沿って順番に確認することができます。
  • 入力したメモ・チェック状態はページを閉じると消えます。重要な記録はこまめに別のドキュメントにコピーして保存してください。

準備ができましたか?

まずはマップビューで全体の流れを確認してみましょう

このガイドはヘッダーの「使い方ガイド」ボタンからいつでも開けます